ソフトモヒカンにしてください

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39歳。企画系サラリーマンの雑記です。趣味のマラソン、子育て、漫画の感想など綴っていきます。

続・【10巻くらいで完結するマンガ】自転車に乗りたくなるマンガ

こんにちは、ソフモです。

昨日書き切れなかった「のりりん」の魅力を書きたいと思います。

 

じわじわとロードの自転車に乗りたくなるマンガ

のりりん

 

のりりん(1) (イブニングコミックス)
 

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内容紹介

大人の青春は自転車から始まる!--自転車乗りを頑なに拒む青年・丸子一典(まりこ・かずのり/28歳・彼女なし)が出会ったのは、キュートな女子高生ロードレーサー・織田輪(おだ・りん)。危うくリンを車で轢きそうになってしまったノリに、彼女は自転車に乗ることを勧めようとするが……。
 

内容説明

自転車乗りを頑なに拒む青年・丸子一典(28歳:彼女なし)が出会ったのは、キュートな女子高生ロードレーサー・織田 輪。ひょんなことから免許取り消しになってしまったノリに、彼女は自転車に乗ることを勧めるが……。『ぼくらの』の鬼頭莫宏が描く、大人の自転車デビュー入門漫画!

 

巻を進めるごとに、自転車が欲しくなってくるマンガですので気をつけて。

なぜ自転車が欲しくなるのか考えてみました。

主人公が自転車が嫌いなんですよ。でも免許取り消しになってしまってから、自転車に乗り始めます。

ちょっと強引に乗らされるのがきっかけなのですが、徐々に自転車の良さに気づいていく、その「徐々に」がまことにゆっくりでして、実に6巻目で自分で自分の自転車を組み、一歩漕ぎ出したときのシーン。

 

ああ くそ

このひと踏み目

快感がやばい

わかるようになったら 泥沼か

確かに

車もその走り始めの瞬間クラッチをつなぐ瞬間にも高揚感はある

でもそれはこれからのこと

を想像しての高揚感で

走り始める作業自体が何かをもたらしてるわけじゃない気がする

でもチャリは

いや……

ロードは

その走り始めのひと踏み自体に 快感がある

すさまじく上質なものに触れて 感情を抑えきれない感じ

ニヤリとしたり 笑い出したり 泣き出したら 怒り出したり

そんな

これはすさまじく上質だ

くそ!

 

 

主人公は口が悪いんですけど、感じたことには素直で、そのフィルターを通じて述べられる自転車に関しての感想に、ぐっと来るんです。

この場合、ひと踏みしてみたいと僕も思いました。

 

この後ツーリングしたり、山登ったり(ヒルクライム)、薀蓄を交えながらストーリーは進みます。主人公を軸とした恋愛話も物語を彩っていくのですが、もうひとつ魅力ポイントは女性キャラが豊富で、女性の自転車選びや女性同士でのツーリングなども描かれて、本当に話の幅が広いんです。

自転車を知る、買う、組み立てる、走る、早く走る、ゆっくり走る、1人で走る、仲間と走る、走るまえ、走っているとき、走ったあと、速く走るには、トレーニングは、食べ物は、アイテムは、交通ルールは…このマンガには自転車の魅力と奥深さがきっちり詰まっています。

 

僕は、これを読んで自転車が欲しくなったのと同時に、妻にも読んでもらいたくなりました。一緒に好きになってもらえれば、購入のハードルも下がりそうです。

 

それにしても、この手のマンガではクライム(坂をのぼる)がいつもつらいけど楽しそうに描かれますね。ほんとかな?とちょっとMっけな気持ちでやってみたいなあと思いました。

 

以上で「のりりん」の紹介を終えます。

あなたにとっても面白いマンガであったら嬉しいなあ。

 

それでは〜(・ω・)ノシ