続・【10巻くらいで完結するマンガ】自転車に乗りたくなるマンガ
こんにちは、ソフモです。
昨日書き切れなかった「のりりん」の魅力を書きたいと思います。
じわじわとロードの自転車に乗りたくなるマンガ
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内容紹介
大人の青春は自転車から始まる!--自転車乗りを頑なに拒む青年・丸子一典(まりこ・かずのり/28歳・彼女なし)が出会ったのは、キュートな女子高生ロードレーサー・織田輪(おだ・りん)。危うくリンを車で轢きそうになってしまったノリに、彼女は自転車に乗ることを勧めようとするが……。内容説明
巻を進めるごとに、自転車が欲しくなってくるマンガですので気をつけて。
なぜ自転車が欲しくなるのか考えてみました。
主人公が自転車が嫌いなんですよ。でも免許取り消しになってしまってから、自転車に乗り始めます。
ちょっと強引に乗らされるのがきっかけなのですが、徐々に自転車の良さに気づいていく、その「徐々に」がまことにゆっくりでして、実に6巻目で自分で自分の自転車を組み、一歩漕ぎ出したときのシーン。
ああ くそ
このひと踏み目
快感がやばい
わかるようになったら 泥沼か
確かに
車もその走り始めの瞬間クラッチをつなぐ瞬間にも高揚感はある
でもそれはこれからのこと
を想像しての高揚感で
走り始める作業自体が何かをもたらしてるわけじゃない気がする
でもチャリは
いや……
ロードは
その走り始めのひと踏み自体に 快感がある
すさまじく上質なものに触れて 感情を抑えきれない感じ
ニヤリとしたり 笑い出したり 泣き出したら 怒り出したり
そんな
これはすさまじく上質だ
くそ!
主人公は口が悪いんですけど、感じたことには素直で、そのフィルターを通じて述べられる自転車に関しての感想に、ぐっと来るんです。
この場合、ひと踏みしてみたいと僕も思いました。
この後ツーリングしたり、山登ったり(ヒルクライム)、薀蓄を交えながらストーリーは進みます。主人公を軸とした恋愛話も物語を彩っていくのですが、もうひとつ魅力ポイントは女性キャラが豊富で、女性の自転車選びや女性同士でのツーリングなども描かれて、本当に話の幅が広いんです。
自転車を知る、買う、組み立てる、走る、早く走る、ゆっくり走る、1人で走る、仲間と走る、走るまえ、走っているとき、走ったあと、速く走るには、トレーニングは、食べ物は、アイテムは、交通ルールは…このマンガには自転車の魅力と奥深さがきっちり詰まっています。
僕は、これを読んで自転車が欲しくなったのと同時に、妻にも読んでもらいたくなりました。一緒に好きになってもらえれば、購入のハードルも下がりそうです。
それにしても、この手のマンガではクライム(坂をのぼる)がいつもつらいけど楽しそうに描かれますね。ほんとかな?とちょっとMっけな気持ちでやってみたいなあと思いました。
以上で「のりりん」の紹介を終えます。
あなたにとっても面白いマンガであったら嬉しいなあ。
それでは〜(・ω・)ノシ